2014年12月4日木曜日

真長寺にて講演会

11月23日(日)岐阜県真長寺にて「三輪山真長寺文化財保存会・創立20周年記念式典」があり、そこで本学文化財保存修復研究所の脇屋助作先生による講演会が行われました。

この日は「もみじ祭り」も開催され、多くの方が訪れていました。





現在文化財保存修復研究所では、真長寺に伝承される仏画群を修復教材として使わせて頂いており、毎年2~3点づつ修理に取り組んでいます。

講演では修理に使用する道具や材料、修理工程についてスライドを交えながら解説を行いました。
また修理済の仏画3点(梵天・毘沙門天・弘法大師像)も公開され、文化財保存への取り組みを広く知って頂ける機会となりました。

芸術講座の様子

東寺蔵両界曼荼羅図模写完成を迎え、10月16日に記念講演が催されました。


本大学、模写班が6年の歳月を掛け完成させた「東寺両界曼荼羅」。
この作品完成時期と近くして、今年度4月から「文化財保存修復研究所」も設立しました。

「文化財保存修復研究所」は作品自体に修復を施す場所として。
「模写班」は原本作品資料を基に精密な模写作品を制作する場所として。
二つの施設により、作品保存の研究がより充実して行えるようになりました。

これらを記念し、客員教授・有賀祥隆先生と名誉教授・山崎隆之先生が講演を行われましたので、その様子をご紹介します。


有賀祥隆先生が両界曼荼羅図について講演されている所。
百数十名の方が聴講されました。


山崎隆之先生は法隆寺模写館の展示室内で講演をされました。
 
 
両講座ともに多くの受講者を迎えて盛況に催され、講師の幅広く深い知識に、受講者は熱心にメモを取っていました。





2014年9月9日火曜日

見学に来られました

9月5日に愛知県公立大学法人からの見学がありました。この日の作業は仏画本紙の穴埋め中。少し緊張・・・。
ちなみにこのライトテーブルはアクリル板の下から光を照らし、透過光で作業をするためのものです。本学木工の先生にお願いして新調し、今回初使いです!



2014年5月27日火曜日

新聞記事になりました!

愛知県立芸術大学に文化財保存修復研究所が設立され、中日新聞(5月20日付)の紙面に掲載されました。

さっそく掛軸や屏風の修理問い合わせがあり、研究所の活動を勢いづけてくれました。
 

取材風景

2014年5月13日火曜日

愛知県立芸術大学 文化財保存修復研究所開設のお知らせ


中部地方の文化財継承と再生を目指して


愛知県立芸術大学では、平成26年度より研究センター文化財保存修復研究所が立ち上がりました。本研究所では文化財保存に関わる教育部門と、模写・修復・調査研究を行う模写・保存修復部門が設置され、中部地方の文化財の継承および再生と、それに関わる人材の育成を目的としています。

中部圏にいまだ保存修復研究所が存在しない中、予期される東南海地震における文化財レスキューに備え、本研究所を拠点とした全国の文化財研究所とのネットワーク構築と、修復や研究を担う人材の育成を行います。


絵画の模写・修復、受託研究制度


平成2627年度ではまず絵画文化財の模写・修復事業から開始されます。40年来行われてきた模写事業の継続と、2年前より本格的に授業として導入した修復事業をさらに充実させます。

また受託研究による新たな模写・修理・調査物件の受け入れも予定しています。受託研究とは外部からの依頼を受けて、大学で研究を実施する制度です。
その他、専門技法講座やシンポジウム開催、ホームページ開設などを通して、様々な形で研究成果を地域の皆様に周知できますよう計画してきます。



模写作業のようす